恋愛情報『37歳で退職し、女ひとり渡米4年半。帰国目前で「得たモノ失ったモノ」。#最終話』

2019年8月3日 21:00

37歳で退職し、女ひとり渡米4年半。帰国目前で「得たモノ失ったモノ」。#最終話

という、私の「こうあるはずだ」という、無意識の思い込みが外される新鮮な瞬間が日々ありました。
37歳で退職し、女ひとり渡米4年半。帰国目前で「得たモノ失ったモノ」。#最終話


写真はウパヤ禅センターで催された、Kaz Tanahashi先生の書道ワークショップで高校生以来の書道を。まず大切なのは「スマイルです。スマイルができていないなと感じたら、一度筆を置きましょう」というKazさんの教えにビックリ。色彩を書道で使うのも初めてで、新鮮でした。アメリカ人の人たちがたった2泊3日で楷書、行書、草書と見る見る上達していく姿に驚きました。一連の出来事の10日前に撮影した写真ですが、「金」「慈」「道」と、偶然にも何かこれから起こることを暗示するような文字ばかり………。

自立だけ、依存だけ、を超えた相互存在。

ある日、レジデントのひとりに「私は日本にいるときは自立した人間だと思っていたの。でもアメリカに来てからいろいろな人に助けてもらうばかりで、早く自立しなければという思いが強くなった。でもこの4年半で、日本にいたときも決して自立していなかったことに気がついた。

今も昔も、『誰かに認められたい』といつも人の反応に一喜一憂し、彼らからどう見られるのか、彼らから承認されなければとどこか精神的に依存していた。

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