2021年8月18日 20:10
「恋愛が面倒」が1位に…アンケートから読み解く、最新“現代恋愛事情”
「親世代と比べると、学歴や職種などでも男女の差はかなり縮まり、理想の相手に選ばれる、相手から与えられるのを待つ時代ではなくなりました。世界の他の国に比べると貧富の差が比較的小さい日本では、“人との出会いで人生を変える”といった出会いへの渇望の文化が育ちにくい。だからこそ、身のまわりの一つ一つの出会いを大切にして、出会った相手と自分の人生を時間をかけて育み、新たな理想を見つけるという考え方も、恋をしたい人に持ってほしい視点です」(天野さん)
天野馨南子(かなこ)さんニッセイ基礎研究所の生活研究部所属、人口動態シニアリサーチャー。少子化対策や女性活躍推進などの研究が専門。講演や寄稿などで活躍。著書に『データで読み解く「生涯独身」社会』(宝島社新書)ほか。
ものすごい愛さんエッセイスト、薬剤師。webメディア「AM」での恋愛相談連載「命に過ぎたる愛なし」をはじめ、様々なメディアにエッセイを寄稿。
著書に『今日もふたり、スキップで~結婚って“なんかいい”』(大和書房)が。
※『anan』2021年8月25日号より。取材、文・若山あや
(by anan編集部)
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