2021年9月8日 20:45
“憧れの先輩”と再会し… 不倫で取り戻そうとした「かつての過ち」とは【昼顔妻の告白 前編】
人生には、いくつもの分岐点が存在します。一方の道を選択し、それがさらに枝分かれを繰り返して今の自分に行きつくわけです。なかには、“あのときもう一方を選んでいれば……”と後悔することもあるはず。今回お話を伺った真澄さん(仮名・35歳)は、かつて犯した過ちを取り返そうとしたところ、あろうことか不倫に走ってしまったそう。そこで、真澄さんに過去の過ちや不倫に至った経緯を聞きました。
不倫に走ったキッカケは?
「ある日、友だちと待ち合わせをしていたんですが、“遅れる”という連絡が入ったため、近くにあるカフェに入りました。席に着いてしばらくすると、ある視線に気づいたんです。視線を感じる方向を見てみると、別のテーブルにいる1人の男性がこちらを見ていたことに気づきました。
その男性を見て、私はハッとしたんです。なぜなら、その男性は大学時代に憧れていた先輩に似ていたから。当時の先輩はサッカー部で、日に焼けた肌に爽やかな笑顔が印象的でしたが、そのときの彼はスーツを着ていてだいぶ落ち着いた装いをしていました。
彼は席を立ち、私に近づいてきて“久しぶり”と言ったんです。彼は紛れもなく大学時代に私が憧れていた北見先輩(仮名・36歳)