2021年11月22日 20:15
“今夜、大丈夫?”と聞いたら… 不妊治療に奮闘する30代妻を苦しめた「夫の残酷な一言」【前編】
二人三脚で、不妊治療に臨んでいる夫婦は少なくありません。結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)も、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じることに…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。
お互いに「子どもがほしい!」で始めた不妊治療
「不妊治療を始めたきっかけは、とにかく夫婦ともに“子どもがほしかった”から。夫とは交際段階から授かり婚になっても構わないという気持ちで避妊はしていなかったのですが、結局授かることなく、交際2年で結婚へと至りました。
結婚後に自発的に受けた検査で私は子どもができにくいかもしれないと言われ、そこから本格的に不妊治療をスタート。最初のうちは全面的に協力してくれていた夫でしたが、半年を過ぎた頃から私を避け、治療にも以前ほど協力してくれなくなったんです」
治療を開始してから半年ほど経ったある日、真夢さんがいつものように「今夜、大丈夫?」と聞いたところ、夫の態度が豹変。
真夢さんが想像もしていなかった暴言が飛び出しました。