2022年9月8日 20:00
“彼は家事育児できそう”で付き合っちゃダメ! 「長続きカップル」になる秘訣 #187
と、気持ちが迷ったまま(冷めたまま)結婚まで進むケースも過去には聞いたことがあります。
この場合、物理的な安定はたしかに得られるかもしれません。しかし好意がそこまで伴っていませんから、共同生活という真正面からの付き合いが生まれたとき、我慢できないカベとなってしまう可能性が高まります。
ゴールは「結婚と出産」ではなく「幸せな人生」
過去に筆者が出会ったケースをひとつご紹介します。彼女はとにかく周りに自慢できる、安定した高学歴男性との結婚と妊娠を希望していました。そこでマッチングアプリで出会った公務員の男性と交際に至ったのですが、なんと彼への好意はゼロのまま結婚。ほどなくして結婚生活をスタートさせたのですが、気持ちがなさすぎるため、仕事を理由に一人暮らしからの引っ越しを先延ばし、共同生活の目処がいつまでも立たないそうです。
こうしたケースは極端ですが、もっとマイルドなケースであれば、結婚後に居心地が悪く、解消するエネルギーもなくて仲がギクシャクするとか、夫婦の営みに対して向き合えないといった問題がよくあがります。
これら問題の根っこにあるのは、ひとつは「誤ったゴール設定」をすることにあります。