”今日は浮気相手の家に帰るね”…不倫を隠そうともしない夫に「妻が下した決断」【後編】
結婚して半年ほどが経った頃、突然“夫の彼女”を名乗る女性が現れたと話す葵さん(仮名)。自分と結婚するよりもずっと前から交際をしてきたという浮気相手の存在に苦しむ日々が続きました。そんな葵さんが最終的に出した答えとは……?メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。
浮気相手と別れる気のない夫への対処に迷う日々
「夫は、浮気相手の存在を私に知られたことで、かえって気持ちが吹っ切れてしまったようでした。すでに相手とは10年間ほど関係が続いているので、夫にしてみれば新参者の私よりも、浮気相手のほうが気心の知れた相手だったのかもしれません。
そのうちに、浮気相手の家に泊まることも私に隠さないようになってしまって。『今日はあっちの家に帰るね』などとLINEをしてくることもありました」
浮気相手と別れる気配のない夫との生活は、葵さんにとって大きな苦しみだったと振り返ります。
「でも、別れてと言ったところで別れないだろうと思いましたし、相手の女性も私たちの家庭を壊す気はなく、ただ夫と会い続けることを許してほしいというスタンスでした。
でも、私はそんな二人の関係を黙認するのにも疲れてしまって…。