衝撃の展開に唖然…! 同棲を決めた途端に露になった「彼の裏の顔」
もちろんオプションサウナにも入って、ととのってきた。
「は〜。今日あまみ、めっちゃ出たわ」
「あたしもー。ねぇ、コンビニでお酒とお菓子買ってさ、このあと蒼んちで飲もうよ。明日あたしも休みだし」
「ってリサ、今週1回も自分ちに帰ってなくない?」
「えー。蒼はあたしがいて邪魔なん?」
「邪魔とかじゃ…ないけどさ」
帰宅後、レモン缶チューハイを冷蔵庫に入れるリサに後ろから抱きつく蒼。キスをしながらベッドへ移動。ゆっくり温まって、無駄な力の抜けたカラダ同士を重ねるとトロトロのバターみたいになる。
幸せな二人。
「蒼、二人で部屋借りて同棲しない?そのほうがコスパいいじゃん」
蒼の肩のくぼみにほっぺたをのせて、リサが言う。蒼も「水風呂入りながらそれ考えてたわ」と笑って、同棲決定。
翌日、さっそく不動産屋さんへ。高円寺界隈。リノベしたてのすてきな賃貸マンションを見つけた。
青い瓦屋根に質感のある白い壁、おしゃれな形の鉄柵がついたバルコニー。中は日当たり抜群で、寝室とリビングを区切る、黒いフレームのガラス戸が今っぽい。
「ここ住みたい!」と即決。翌週にすぐ契約に向かう。契約最中に現在ローンを組んでいないか聞かれて、リサは「えっ、ないですよー」