“金づる”として利用されただけでした… 夫も不倫相手も失った「昼顔妻の転落人生」【後編】
出会い系アプリで知り合った男性と不倫関係に堕ちた30代の麻衣子さん(仮名)。収入が不安定な不倫相手にそそのかされ、夫に嘘をついて生活費を多めにもらい、そのお金を不倫相手との新生活に向けて貯めていました。しかし夫は妻の異変に気づき、静かに制裁の計画を立てていたのです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫に走って全てを失った30代女性のエピソードをご紹介します。
夫から不倫の証拠を突きつけられて離婚
「ある日、“仕事の忙しい夫が週末に家にいるのは珍しいな”と思っていたら、『話があるんだ』と呼ばれました。ちょっと嫌な予感がしつつも応じると、そこには私とAさんの不倫に関する証拠の数々が。それらを私に突きつけ、夫は『もう離婚しよう』と言いました。
将来的に夫と離婚するつもりではありましたが、Aさんとの新生活のお金を貯め終えていなかった私は、夫からの話にかなり動揺しました」
夫はすでに麻衣子さんの不倫の証拠を多数集めていて、麻衣子さんが反論をする余地はなかったとのこと。
そしてその場で記入済みの離婚届を渡され、「慰謝料として100万円を払ってください。払わないなら調停や裁判をします」