もう男性を好きになれません…出会いを求めた38歳女性の「挫折と大きな勘違い」
なぜなら相談者さんは、それらの自然に出会ったきた男性たちと結婚に至っていないから。友人や結婚を前提としない恋人として考えたときには「合っていた」のかもしれませんが、人生をともにするパートナーとしては違ったのですよね。
職場や紹介や合コンで出会おうが、マッチングアプリや結婚相談所で出会おうが、出会いは出会いです。きっかけの違いに過ぎません。それなのに「結婚相談所にいる男性は」などと一括りにして語るのは不適切だし、不遜ではないでしょうか。
先入観や偏見にとらわれず、一つ一つの出会いを大事に、まずは人として相手と向き合ってみませんか。好きになれるかどうかも含めて、それが将来をともにするパートナー探しの第一歩です。
筆者紹介
安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。
2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。
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文・安本由佳
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