愛妻家で子煩悩の夫が不倫していました…離婚はしないと決めた「30代妻の苦悩」【前編】
と伝えたとのこと。まわりの人たちに心配をかけたくないという思いと、真由さんの“ちょっとしたプライド”もあって、「別にこれくらいなんともない」と、他人の前ではまったく傷ついていないふりをしたと言います。
「今思えば、随分と強がっていたなぁと自分でも思います。Aさんの前では、『うちの夫に不倫できる度胸があったとは、びっくりだよね』などと冗談を言って、私は必死にプライドを保っていましたね。けれど、心の中ではずっとスッキリしないものを抱えていました」
平気なふりをしてもモヤモヤは晴れなくて…
夫の不倫を知ってから、真由さんは夫をもう一度信じようとするものの、内心はモヤモヤが晴れない日々を送っていたとのこと。そして、不倫発覚時は怖くて調べていなかった夫のスマホやSNSが妙に気になり始めてしまい、夫の女性関係を詳しく調べるようになったそうです。
「当時の私は平気なふりをしていましたが、内心ではかなり混乱していて、正常な判断ができていなかったように思います。『離婚はしない』と決めたのなら見て見ぬふりをすべきだったのか、それとも、夫の不倫についてもっと早く調べるべきだったのか…。
今でもどの選択が最善だったのかはわかりません」