不倫相手の妻が「立場をわきまえなさい」と一喝…社内不倫に酔いしれた「30代女性の転落劇」【後編】
今のうちに関係を断ち切っておけば、これ以上広まることはないと。ただ、私は別れたくはありませんでした。とりあえずしばらく様子を見ようと、繋ぎとめる形で落ちつけたんです。
ところが、ほどなくして私の携帯に知らない番号から電話が…。出てみると、なんと遼太の妻からでした。どうやら情報が妻の耳にも入ってしまったようでした。“話がしたい”と言われ、呼び出しを受けました」
不倫相手の妻と直接対決
「待ち合わせたのは、とあるカフェ。遼太の妻が、彼の6歳上という話は聞いていましたが、実際会ってみると、やはりドシッと構えたかなり貫禄のある女性でした。
最初のうちは穏やかな様子で会話を続けていました。でも私が彼と別れたくないあまりに、“私たちは愛し合っている”と伝えると、空気が一変。そして、“それは違う”とハッキリ言われました。
私のことは、実は以前から遼太に話を聞いていたそう。大学時代に付き合っていた彼女に浮気をされ、フラれ、とても傷付いた経験があると。それで彼は、長期の海外留学を選択して日本から離れたと言うのです。
実際、私は当時他の男性と浮気をして、それを咎める遼太に嫌気がさして別れを切り出したのです。