「サレ妻から強烈な復讐を受けて完全に心が折れました」閉店を余儀なくされた30歳ネイリストが迎えた「凄まじい顛末」【後編】
あまりの恐ろしさに封を切る杏奈さんの手は震えたと言います。
「案の定、そこには怒りの言葉がたくさん書いてありました。夫から週末デートに誘われなくなった皐さんは、怪しいと思い探偵を雇ったのだとか。
それで証拠を掴み、私と正也さんの不倫を知ることになった様子。『愛妻家の夫が羨ましいからって横取りするなんてひどすぎる』と彼女は強く抗議したうえで『でも、夫はあなたでなく私を選んだのよ!』『私たち離婚しないから』と文面で主張してきて。
最後は『これで復讐が終わったと思わないでね』という言葉で締めくくられていました」
こんな手紙を受け取ることになったのも自業自得だと痛感した杏奈さん。すっかり気が滅入ってしまったので、憂さ晴らしをするためジムへ行ったそう。
サレ妻の怒りは収まらず…その時彼女が下した強烈な制裁とは…?
「ジムの廊下に人だかりができていました。
不思議に思い近くの掲示板を見るとそこにはある張り紙が…。
『スイミング教室中止のお知らせ』とあり『担当の正也先生の退職のため』と理由が書いてあったのです。彼は皐さんから違うジムに勤めるよう言われたのだと確信。
次の瞬間、みんなの視線が私に集まって…よくよく張り紙を見返すと赤い字で『ジムの隣でお店をやっている杏奈さんとの不倫が原因です』と書き足されていて。