家族ぐるみで親しい上司と、一線を越えました… 30代妻が堕ちた「社内不倫の沼」【前編】
女性は元気で明るいタイプでしたが、なんでも口に出して言ってしまうところがありました。
あるときその女性が、私と上司との関係について、“付き合ってるんですか?”と別の社員に聞いているのが耳に入ってきました。聞かれた社員は“ないない”といった反応でしたが…そこから少しずつ職場内の雰囲気が変わり、私たちの何気ないやり取りが注目を集めるようになってしまいました」
上司と距離を置く日々
「私と上司が付き合っているといった噂が流れ、私も周囲の視線が気になるようになりました。それまでは上司と自由に話せていたのに、抵抗を感じるようになってしまって…。仕方なく上司と距離を置き、業務的な会話しかしないように心がけていました。
すると、私のなかにも変化があらわれたんです。プライベートな話もしたいのに、それができない。そんなもどかしい状況が続いた結果、上司のことをより強く意識するようになってしまって。
そんな状況の中、職場の飲み会があり、久しぶりに上司と一緒に帰ることになりました」
飲み会後のタクシーのなかで
「飲み会が終わった時間が遅く、“タクシーで帰ろう”と上司に言われました。私もお酒が入っていたため、“そうしましょう”と軽い気持ちで上司の誘いに乗ることに。