「君を妻にしたくない」…不倫相手の離婚を待ち続けた30代女性の「悲痛な結末」【後編】
お付き合いをしている恋人が既婚者だと知ったあとも、別れられずに交際を続けた麻里香さん(仮名)。30代後半だった当時は「40歳までには結婚したい」という思いで、彼の離婚を待ちわびたと振り返ります。既婚者の恋人と付き合い続けてしまった女性の悲痛な結末にまつわるエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。
妻との離婚を迫ると、彼から驚きの言葉が…
麻里香さんは彼が既婚という事実を知り、離婚を待ち続けて半年以上が経過したタイミングで、意を決して離婚を迫りました。すでに妻との別居期間も長かったことから、本気で動き出せば離婚までは早いだろうと予想してのことだったと振り返ります。
「彼に『そろそろちゃんとしたいから、離婚をして』と迫ったところ、彼の口からは驚くような言葉が飛び出したんです。それまで私たちは具体的な将来の話はしていませんでしたが、日常的に結婚の話も出ていたから、彼は離婚をして私と結婚をするものだと思い込んでいたのですが……。
彼から飛び出した言葉は、『なんで俺が、麻里香に言われて離婚しなくちゃいけないの?』『君は僕が既婚者だと知ってからも付き合っているんだから、不倫でいいって納得したってことでしょ?』というものでした。