密会現場に夫が乗り込んできました… 若手画家との不倫に堕ちた「30代昼顔妻の懺悔」【後編】
そこで余計に、私のなかの彼を思う気持ちに火が着いてしまった気がします。
その結果、“少しの時間会えればいいから”とお願いして、たった30分でもアトリエに行って一緒に過ごす時間を作るようになりました。さらには、彼の勤めている中学校の周りを、意味もなくウロウロしてしまったことも……。そのころから、夫に違和感を与えるような行動を取り始めていたのだと思います」
アトリエに突撃した夫
「ある休日、どうしても誠也さんに会いたくなってしまった私は、夫に子どもを見ているように頼んで出かけたんです。夫には、“買いものに行ってくる”と伝えていました。家を出た私は、もちろん誠也さんのアトリエに直行。束の間の穏やかなひとときを過ごしていました。
すると、15分ほどしてインターホンが鳴ったのです。
今まで来客などなかったので、変だなとは思いました。さらに、玄関に向かった誠也さんが訪問者と何か言い合っているようだったので、聞き耳を立ててみると……なんと相手は夫でした。夫は、以前から私の行動を不審に思っており、子どもを親に預けて私のあとをつけてきたそうです」
夫がスケッチを破り捨てて…
「部屋のなかに強引に入ってきた夫は、怒っているというよりは呆れている様子で、部屋のなかを見回しました。