絶縁を言い渡されました… 姉の夫を略奪した不倫女性の「孤独な末路」【後編】
実家と断絶してまで叶えた略奪婚にも終止符が打たれる
実家との関係がたった1本の電話で絶縁へと至ったことに唖然としたという絵里さんですが、このときはまだ康成さんとの穏やかな日常があったので、そこまで落ち込むことはなかったそうです。しかしそれから4年後に康成さんの浮気が発覚し、絵里さんと康成さんは離婚へと至りました。
「夫が職場の女性と不倫をしていたんです。略奪婚で結婚したのにまた不倫をするなんて、本当に信じられませんでした。だけど夫はその女性に対して本気で、私を捨てて家を出ていってしまったんです。そのときに初めて、康成さんはすぐに不倫相手に燃え上がって家庭を捨てるタイプなんだと悟りました。姉から略奪婚をできたのも私に魅力があったからではなく、康成さんのそういう性格が関係していたのでしょうね。
結局、40代になった今も実家から絶縁をされたままですし、離婚後は再婚もせずに暮らしています。
あの当時まだ30代と若かった私は、姉への劣等感を払拭することに必死になっていましたが、今思うとなんであんなばかなことをしたんだろうと後悔しかありません」
不倫をする男性や簡単に離婚をする男性は、同じようなことを繰り返す傾向があるのでしょうか。