「オレは一緒に楽しみたかっただけ…」彼女を傷つけた25歳男性の「最低な行為」とは
決行は、華が陽一の家にお泊まりする次の土曜日。翌日もデート予定だし、コンディションが悪くなったとしても、おうちデートにすれば大丈夫。
土曜の夜、おやすみ前の時。
近くに置いておいた梅酒を手に取り、口に含む。
「華…」
名前を呼んで顎クイ。キスをしつつ、梅酒を華の口に流し込む。
「ん!?」
驚いた顔の華が、手でグッと陽一の胸を押す。
「ありえない今日はもうしない」
そう言ってサッと服を着て、ふてくされて寝てしまった。
あれ、これって作戦失敗?
【三松さんからのコメント】
陽一さん、それって食ハラだし、アルハラです。翌朝、華さんはもう出ていっちゃってたんじゃないですか?恋が終わりそうな予感です。
苦手なものを「一緒に楽しみたいから」「家族に自信をもって紹介したいから」といった理由で強要するなんて、華さんも「自分は大切にされていない」と感じてしまうのではないでしょうか。
食べるものに限らず、誰しも苦手なものはある。高いところがダメだったり、大きな音がダメだったり。自分は好きだから、相手も好きになってくれるはずと思うのはやめて。
世界は自分中心に回ってるわけではない。
ご両親との食事だって、工夫すれば乗り切れる。