同僚の教師と職場不倫を始めました… 40代女性教師の「不倫のアリバイづくり」【前編】
きちんと仕事をしながらも、ちょっとしたことをきっかけとして不倫へと足を踏み入れてしまい、急激に人生が狂い始めた人もいます。教師をしていた真帆さん(仮名)も、そのひとり。同僚と不倫を始めたことで運命の歯車が大きく狂った女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。
軽い気持ちで不倫をスタートした教師
幼い頃から堅実な性格で「いざというときに仕事に困らないように」と、教師の仕事を選んだ真帆さん(仮名)。社会に出て数年後には同僚の男性教師と結婚し、子どもにも恵まれたそうです。
ところがあるとき、新年度になるタイミングで真帆さんは別の学校に転任に。新しい赴任先は以前の学校の何倍も激務だったことから、運命の歯車が狂い始めたと話します。
「その頃は、長時間労働に加えてバレー部の顧問まで任されて、休日出勤も多くなっていました。
夫に愚痴をこぼしても真剣に話を聞いてもらえなくて、余計にストレスが募っていましたね。
そんななかで、バスケ部顧問の男性教師と不倫を始めてしまったのです。同じ体育館で部活をすることもあり、話す機会が多かったのがきっかけ。夫が聞いてくれない愚痴を親身に聞いてくれる彼に惹かれてしまい、男女の関係になりました。