「人生終わった…」恋愛で失敗しがちなこじらせ女性の「NG行動と対処法」
「もう別れるに違いない」と、同じところをグルグル回ってしまうものです。
こうした不安感の正体を、まずは説明していきたいと思います。
原因の大きさに対して、大きすぎる不安感が出てくるとき、それは心が反射的に「守り」に入っている証拠です。
恋愛シーンであれば、彼から傷つけられたり、自分がすごく悲しい気持ちになったり、立ち直ることができないくらい落ち込む可能性が出てきたときは、現実にその展開になる前に、先に感情が大きく揺れ、本格的に傷ついたりダメになったりするのを防ごうとする働きが作用します。
ここで注意したいのは、この時湧く負の感情の大きさは、客観的に見ると過剰なケースが多いことです。
例えば、「彼から冷たい態度を数日取られた」といった事実に対し「もうダメだ。別れるしかない。私は終わりだ」と、確認もせずに悲観的になってふさぎ込むケースがあります。
客観的に見れば最悪別れたとしても大した問題ではありませんし、そもそも彼に真意を確認しないと、冷たくされたという解釈自体が間違っていることもあります。しかしそうした冷静な判断をせず、「私は終わり」と、生命の危機レベルの恐ろしさを抱いてしまうのが、この仕組みのやっかいなところです。