社内で危険人物扱いされています… 友人の婚活をサポートした「30代女性の悲劇」【前編】
すると、開始直後、窓を叩きつけるような雨が降り始めました。豪雨と暴風で、天候は大荒れ。これは麻貴の参加は厳しいかも…と思いました。
ところが、だいぶ遅れはしたものの麻貴が到着。全身ビショ濡れの状態でした。参加者たちは麻貴の身を心配しながらも、若干引いていましたね。ただ、私はその意気込みを高く評価しました」
再び飲み会を開催
「飲み会は、天候の問題もあり、1次会で解散。結局、麻貴は30分ほどしか参加できず、成果をあげることはできませんでした。
でも、麻貴の意気込みに感銘を受けた私は、再び飲み会のセッティングを約束し、2週間後に別の男性社員に声をかけ、開催に至りました。
その日は麻貴も最初から参加し、楽しんでいる様子で、隣に座っていた男性と連絡先を交換している姿が目に入りました。その男性は、気が利いて優しいと社内で評判だったので、うまくいくかもしれないなと期待しましたね。私としても、ひと仕事終えたような達成感がありました」
社内に噂が広まってしまい…
「その後の2人の関係は気になりはしましたが、あまり余計なことはしないほうがいいだろうと静観していました。
するとしばらくして、男性のほうが私に声をかけてきて、麻貴のことで相談があると言うのです。