夫婦の信頼関係が崩壊しました… 帰省が歯車を狂わせた「W不倫の末路」
そんな存在がいることがありがたく、あのとき勢いで関係を持たなくて良かった……と思いましたね。
今回の夫の件で、不倫を疑うだけでこんなにも不安な気持ちになるのだと、不倫の罪の重さを実感しました。そして、不倫は悪だと思ったんですが…。恭一の存在が私のなかで大きくなっていき、会いたいという思いが強くなり、次に会った際、結局不倫関係になってしまったんです」
まさかの夫からの追及
「恭一と関係を持ったすぐあと、夫から“男がいるのか?”と聞かれたのです。私が夫に対して抱いていた思いであり、まさかそんな質問をされるとは思わず、焦りました。しどろもどろになりながらも、何故そう思うのかを尋ねました。すると、“実家に帰ったときに会っていたんだろう”と。“妹に聞いた”と言うのです。
妹は実家住まいをしています。幼いころはよく一緒に遊んでいたものの、次第に疎遠になり、私が実家を出てからはほとんど会話もしなくなりました。そこでひとつ思い出したのは、妹は一時期、恭一を好きだったということです」
一気に夫婦関係は崩れ…
「妹の、恭一に対する思いが残っていたのか。もしくは私への嫉妬や恨みなどがあったのか、それは分かりません。