彼の答えは「Yes」!食事に誘うと、ほぼ確実にOKをもらえる心理テクニック
マイナス面を見せずにプラス面だけで勝負したくなりますが、このような片面提示の場合、相手からマイナスを指摘されておじゃんになる率が高いのです。
いっそのこと、プラスとマイナスと両面提示したほうがいいでしょう。ただし、その際、必ずプラスなことを最後に言ってください。
例えば「あの人はいい人だけど不器用だ」というのと、「あの人は不器用だけど、いい人だ」というのとでは、心象が異なりますよね。
後に伝えたものが記憶に残りやすく、このような作用を心理学では「親近化効果」といいます。
ですから、「忙しくてなかなか時間を作れないと思うけど、滋養のある食べ物ばかりですごく元気になれるお店があるから、一緒に行かない?」などと、懸念事項を先に提示しつつ、続けて相手が食いつきそうな利点を挙げて提案してみましょう。
■マインドセットの組み換え
さらに、提案を複合化することによって「承諾を前提とした場」にすることができます。「一緒にランチに行きませんか?」という「YESかNOか」だけで答えられる質問だと、「NO」も簡単に言いやすくなってしまいがち。
そうではなく「一緒にランチに行きませんか?和定食と洋食だったらどっちがいいですか?」