「自分の心」と向き合う勇気をくれる!心理学者が語る映画『インサイド・ヘッド』の魅力【恋占ニュース】
ビビリやムカムカやイカリは、生きていくうえで何だかんだ必要ですが、みんなの足を引っ張るカナシミは正直、いなくてもいい…?
≪なぜ、カナシミは必要なの?≫
毎日ハッピーでいたいなら、カナシミなんて不要なはず。
でも、この作品を観てカナシミの“秘密”を知った観客たちは、みんな彼女のことを好きになってしまうそうです。
そして、「カナシミは自分が成長するために必要な感情なんだと気づき、大好きになった」「マイナスイメージを持ってしまいがちなカナシミが、人生には必要なんだというメッセージに感動した」などのコメントが多数寄せられています。
その理由っていったい何なのでしょうか?
映画の製作段階のリサーチに協力した心理学者のダッチャー・ケルトナー博士によると
・「カナシミは、鑑賞者に悲しみという感情の重要性を教えてくれるキャラクターである」
・「悲しみは社会生活に必要な感情であると同時に、ライリーのような思春期の女の子にとっては当たり前の感情」
・「喪失や苦痛が生きることの一部だということを教えてくれる」
・「映画では、最終的にこの感情によって人々の絆が強くなることがわかる」
とのこと。