「嘘も方便」と「苦しい真実」はどっちが幸せ?嘘についての心理学
明日はエイプリルフールですね。
エイプリルフールが「嘘」をついていい日になった起源は諸説あります。そのうちのひとつが、フランスの暦説です。
フランスの旧暦では3月25日が新年で、4月1日まで春祭りを開催していました。
1564年に1月1日を新年とする暦に変えたとき、4月1日に「嘘の(新年の)お祭り」を開催し、これが後のエイプリルフールになったのだとか。
今回はそんな「嘘」についての心理学をお届けします。
■嘘も方便は本当?
よく「浮気しても隠して、墓まで持っていってほしい」「浮気してもそれに気づかなければ、なかったことになる」「相手に言って傷つけるくらいなら黙っているのも愛情」といった言葉を耳にします。
内容にもよりますが、確かになんでもかんでもオープンにしなきゃいけない、ということはありません。
とはいえ、相手が確実に傷つくとわかっている事実に関して、嘘をついてまで隠す人の多くは「安易に事実を知らせて傷つけるくらいなら嘘も方便」という考えが根底にあるんですね。
一見、相手のことを考えているようですが、では「嘘」をつけばすべてが丸く収まるのでしょうか。
確かに「浮気された」