成績は学年ビリ、落ちこぼれ少年の人生を180度変えた出来事~「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1
それが僕の夢です。
Q.3 10代後半の頃はどんなことをして過ごしていましたか?
◎暗黒の高校時代
金髪で、とてもダメな少年時代でしたね。今とは真反対。努力するのがイヤ、人に合わせるのもイヤ、人の約束は破って当たり前。そういう、自己中心的でわがままで、人の痛みにも悲しみにも共感できない人間でした。これが僕の10代です。
高校は一応、進学校に行きましたが、成績は学年ビリでしたし、当時は “3馬鹿の1人”と呼ばれていました。高校2年生のとき、先生に「国立大学に行きたい」って言ったら「佐藤くん、夢は寝てから見るもんだよ」と言われるくらい。
何をやってもダメ。スポーツも勉強もできないし、彼女もできない。すべてができない。やさぐれていましたね。人には“僕にとっての暗黒時代”って言ってるのですが、何もかもが負の連鎖って感じでした。
他人を認められない、信じられない、自分を信じられない。かと言って努力もしない。19歳の頃、大きな転換期が来るまではそんな少年時代でしたね。
◎転換期その1
きっかけのひとつは母親が倒れたこと。母親が一生懸命、働いて稼いだお金を、いかにムダに使っていたか。「おこづかい、おこづかい」