成績は学年ビリ、落ちこぼれ少年の人生を180度変えた出来事~「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1
と言って、稼ぐつらさ、大変さをわかっていなかったんです。
母親以外は父親と男兄弟の、男3人という家だったので、やっぱり母親が倒れるってことは、当時の自分にとってはインパクトが大きかったんでしょうね。それで人生観が変わったかな。もっとちゃんとしなければ、と思ったんです。
◎転換期その2
もうひとつは、大学時代にボランティアサークルの部長になったこと。そのときに、初めて人前に立つことを勉強させてもらって。
ボランティアというのは、自分勝手にやるのではなく、人のことを考えて自発的に行動することなんですよね。そういったことをしっかり学べたのが22歳のときです。
そこから人生が変わっていきました。
そのほかにもいくつか転換期はあります。例えば司法試験に合格したことや、今の事務所のメンバーと出会えたこともそうですが、すべてよい方向に動いているのかなと思っています。
◎学生時代はさまざまなリーダーを経験
大学時代に入ったのは「献血推進サークル・ヴァンパイア」というサークルです。「献血、お願いします」と呼びかけたり、献血に来ていただいた方のお子さんと遊んだりしていました。
その頃、塾講師のアルバイトもやっていたので、子どもと触れ合う機会がすごく多かったんです。