同棲は結婚の第一歩!? はたから見て夫婦同然なカップルの絆の強さとは…
実は、お相手の森下さんのほうにも金星と海王星の30度アスペクトがあって、“あいまいな状態”にそれほど違和感を持たないタイプなのです。もっとも同棲して間もない頃には、どちらも「結婚」を想定していたようですが、結婚したなら「すぐにでも子供が欲しい」と望む彼と、「もう少し仕事を続けてから…」と望む彼女の希望が一致せず、結果的にいつの間にか「事実婚」へと突入したようです。
興味深いのは、お二人の出逢いそのものは20年も前だということです。けれども、その時にすぐ本格的な恋愛に至ったのではありません。その後、時が流れ、彼女が28歳の時に“偶然再会”して一気に距離が縮まったのです。そういう意味では、まさに「運命の相手」だったに違いありません。
ホロスコープで見比べると、お二人には“共通アスペクト”が多く、太陽と火星、水星と土星、水星と木星、月とドラゴンヘッド、金星と海王星、月と金星、月と冥王星…と実に盛りだくさんです。これだけ多数の共通アスペクトが存在していると、恋人や配偶者である前に“性質の似た親友同士”の関係となります。
したがって「入籍」という“紙切れ”がなくても、「事実婚」で十分に“愛”を認め合えるのです。