彼はモラハラ男?恋愛における「アドバイス」と「支配」の境界線
本人は心から「成長のためのアドバイス」をしていると思い込んでいます。
自分の行動を客観的に分析できないし、しようとしません。それは「支配」が「自分に自信がない」ことの裏返しだからです。
一見、自信満々そうに見えても、心の底では「自分を受け入れてくれる人はいない」との想いがあります。長所も欠点も含めてそれが自分である、と己を受け入れることができないので、他人が自分を受け止めてくれるとは思えないんですね。
結果、付き合った相手がいつか離れてしまうのではないか、という不安に駆られます。それを排除するため、相手の人間性や倫理観などを壊し、「自分なしではいられない人間」にしてつなぎとめようとするのです。
これは、まさに「モラハラ」に見られる思考回路になります。
自分の好みを押しつける程度のかわいいものならばいいのですが、「支配」と言えるほど強い抑圧をかけてくるなら、その人はモラハラ男、あるいはその予備軍である可能性が非常に高いでしょう。
■まとめ
「成長のためのアドバイス」と「支配」の境界線、ご理解いただけましたでしょうか。
あなたは「彼のため」といって、自分都合を押しつけてはいませんか?気づかぬうちに「支配」しようとしないように、気をつけてくださいね。