痛いLINEを送ってくるおじさんにありがち…「好きのサイン」の勘違い【カレー沢薫 アクマの辞典】
漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!
■第48回アクマの辞典サ行
【ス】
➤「好きのサイン」(すきのさいん)
今回のテーマはサ行から「好きのサイン」である。
結論から言うとこういった「サイン文化」はあまりよろしくない。
人差し指と中指の間に親指を握りこむとか、親指と人差し指で作った輪っかに、もう片方の人差し指をぶっ刺すとか、単純明快でわかりやすいサインならよい。
しかし「部屋に来たということはOK」「スカートをはいて来たからヤッてよい」など、相手が全く出してないサインを勝手に受信するのは犯罪のもとである。
逆に「察して」ではなく、ちゃんと言葉で伝える習慣もつけなければいけない。
何事もサインではなく明確な意思表示が大事なのだ。
しかし「やらないか」「スケベしようや」と、なかなか言葉で言えないのが我々である。
サインを読んだり読ませたりする文化は今後も続くだろう。
「好きのサイン」が使われるのはどんな時であろうか。