荒ぶる浦島太郎?グリムに負けず劣らずセクシーな日本の昔話【恋占ニュース】
そんな背景からか、日本の昔話には原作がエロいものが多数見られます。今回はそれを少しだけご紹介しましょう。
≪「桃太郎」の母はおばあさん?≫
言わずと知れた桃太郎。川で洗濯していたおばあさんが流れてきた桃を拾って帰ったら、そこから男の子が生まれた、というお話ですね。
実はこれは、明治時代以降に書き換えられたものなのだとか。本来は流れてきた桃をおじいさんと一緒に食べたところ、2人とも元気になってひさしぶりに燃え上がり、男の子が生まれた、なんてお話だったそうで。桃のパワーってすごい!
ちなみに「かぐや姫」や「瓜子姫」のおじいさんとおばあさんも竹(筍)や瓜のおかげで子どもを授かったという説も。
桃も筍も瓜も漢方では精力剤…と考えると納得できますね。
≪荒ぶる「浦島太郎」≫
亀を助けた浦島太郎が竜宮城で歓待される、というあの物語。
よく知られているストーリーでは、悪ガキにいじめられている亀を助けるところから始まりますが、原作とされる『日本書紀』では「釣りあげた大亀が女性に変わり、興奮してモノにしてしまった」のだそうです。さらに、海に逃げた亀(女性)を追って潜るうち、竜宮城に着いたのだとか…。