なぜ「今日もきれいだね」と彼女を褒める男性は少ないのか?【ひとみしょうの男子学入門94】
■「すごい人」のことは、そう簡単に褒められない
たいていの男性は、女子のことを特別視してオトナになりました。女子の存在そのものはもとより、女子の胸やお尻を「ものすごく特別なもの」と感じ、それらを崇め奉りながらオトナになりました。つまり、彼は、子どもの頃から現在にいたるまでずっと、女子(女性)のことを特別視しているのです。
ということは、あなたの彼は、あなたのことを「特別な存在、かつ、崇め奉る対象」として見ている、ということです。
あなたがいかに彼氏と対等に交際していようと、また、いかに彼と仲が良かろうと、そういうこととはまったく独立に、彼は「彼女=超特別な存在」とか、「彼女=あこがれのおっぱいとお尻を持っている存在」とか「彼女=崇拝に値するほど<すごい>存在」などと思っている、ということです。
「すごい人」のことを、わたしたちはふつう、そう簡単に褒められないですよね?
たとえば、すごく立派な誰かのことが好きな場合、その人に「あなたの〇〇は立派ですね!すごいっすね!」などと「上から目線で」ふつうは言えないでしょう?ふつうはすごい人を前にしたら緊張して、手も足も出ないでしょう?
彼女に対する彼の態度もおなじです。