心に浮かんだイメージを絵に描いて本当の自分を分析! インナーチャイルドワーク【辛酸なめ子】
ハサミを持っているように見えます。「何して遊ぶ?」と聞くと、ハサミで紙を切って遊びたいとのこと。それを聞いてハッと思い出しました。
これは、お受験に落ちたトラウマを抱えたインナーチャイルドかもしれない、と……。G大付属小学校の受験で、紙を渡されて好きなものを切るように言われ、当時行動が遅かった私はゆっくりと不器用に葉っぱの形を切りましたが、たぶん基準を満たしていなかったのでしょう……結局不合格となりました。
その時の親の失望も含めてトラウマになっているのかもしれません。私のインナーチャイルドは自分のペースで好きなものを作りたい、とさびしげな後ろ姿で物語っているようです。
最後にその少女からキラキラした光のかけらをもらいました。
■上地先生の解説は…
参加者は見えたものの絵を描いて上地先生に送ります。そのあとで、それぞれの絵について先生が解説をしてくれます。
私がハサミとお受験失敗のことを伝えると、先生は「この子が後ろを向いているのも気になりますね。あと色を塗っていない右下の床の部分が、私には真っ赤な血の色に見えます」とおっしゃいました。
なんと、私のインナーチャイルドが“血の池”地獄的なところに囚われていたとは。