連絡はいつも私から…自分から愛情表現してくれない男性の心理
このような愛情表現は「薄っぺらい愛情表現」と言えるでしょう。
「薄っぺらい」と言うと少々表現は悪くなりますが、良くも悪くも「薄っぺらい」という言葉以外に適切な言葉が思いつきません。なぜなら先ほど紹介したような愛情表現は、相手への愛情が無くともできる非常に簡単な愛情表現だからで御座います。
車道側を歩くにしても、重い荷物を持つにしても、愛していると言うにしても、どれもその気になれば誰にでもできること。しかも、コストはほぼ0。歩くだけ、持つだけ、口だけで大した労力はかかっておりません。ホストであれば、このような薄っぺらい愛情表現など、それこそ呼吸をするかのように行えるのです。
一方で薄っぺらくない深い愛情を表すには、必ず膨大な労力が伴うものでしょう。
薄っぺらくない愛情は、薄っぺらくないので言葉にするのが難しいのですが、例えば結婚は「自分の一生」という莫大な対価を支払う愛情表現で御座います。また男性が自分の収入に見合わないような高価なプレゼントを必死で買うのも、膨大な労力を費やすという意味では薄っぺらくない愛情と言えるでしょう。
薄っぺらくない愛情表現は、薄っぺらな愛情表現と違い膨大な労力を伴うので、たとえホストであってもおいそれと行うことはできません。