幸せな結婚を祝うギフトだった!? タロットカードの意外な秘密…
***ちょっと解説***
ボニファチオ・ベンボは、北イタリアのヴァイオリンの街としても有名なクレモナの画家で、1447年から 1478年の間に最も活躍したと言われています。
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鏡先生:ここに家紋が入っているでしょ?
砂羽さん:本当だ!
鏡先生:これらのカードには、ヴィスコンティ家とスフォルツァ家の両方の家紋が入っています。それで、両家の結婚記念に作られたんじゃないか…と言われているんです。
砂羽さん:結婚記念に…!今、こんなに気軽に使えるタロットが、特別なギフトだったというのは、びっくりしました。
※「女帝」「教皇」のカードヴィスコンティ家・スフォルツァ家の紋章が描かれています
貴族のカードゲームとして生まれ、贈答品としても扱われていたタロット。
次回は、一般の人たちに広まっていった時期の物語です!
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<タロットカード提供>
株式会社ヴィジョナリー・カンパニー
今回、鈴木砂羽さんと鏡リュウジ先生のおふたりにお話を伺ったのは、タロットやオラクルカードの出版・輸入販売を行う会社、ヴィジョナリー・カンパニーの事務所の一室です。