既婚者との危ない恋にハマる前に!読んで備えたい不倫小説6選【恋占ニュース】
彼女を恋へ駆り立てるのは“若さを失うことへの恐怖”や、穏やかに見える家族の裏側に潜む“孤独”。一見、自業自得とも見える形でラストを迎えるものの、ヨーコと近い状況、年齢の女性からは共感を呼んでいるようです。
30年以上前に発表された小説ですが、「夏が、終わろうとしていた」という冒頭の一文が表す女性ならではの焦燥感は、今でもきっと心に苦く響くのでは。
まだまだある、不倫小説
いかがでしたか?
他の例でいうとこんな作品も…
◆林真理子・著『不機嫌な果実』
石田ゆり子さん主演でドラマ化され話題に。
◆村山由佳・著『ダブル・ファンタジー』
「ほかの、男とした?俺のかたちじゃなくなってる」という帯のコピーが衝撃的!
◆ねじめ正一・著『荒地の恋』
実在の詩人仲間の略奪愛を描いた作品。WOWOWで豊川悦司さんと鈴木京香さん出演のドラマを放送中。
◆神蔵美子・著『たまもの』
夫と別れ不倫相手と再婚するまでの顛末を写真とともに著者自ら綴った一冊。
不倫って恋愛テーマのひとつとして、いつの時代も描かれているんですね。
この中にハッピーエンドはどれだけあるのか…不倫の恋を疑似体験しながら、ぜひご自身で確かめてみてください。
(文=橘いつき)