日本が不倫NGになったのはいつから？～意外と自由だった江戸時代の不倫事情【恋占ニュース】
ずっと前から不思議に思っていたことがあるんです。
例えば、政治家や大企業の社長、地元の名士など、いわゆる「偉い人」（すごく漠然としたイメージですみません）に愛人がいると聞いても「ふーん」って感じなのに、自分と同じような年齢や立場の人とか、身近な人物が不倫していると聞くと「そんなの絶対良くない！」と拒否感をあらわにする人が多いのはなぜなんだろう…と。
ここで思い出されるのが、猿山。
猿たちのコミュニティーにおいて、経験豊かで力があるボス猿はリーダーとして君臨し、群れのメス猿を欲しいままにできるんだとか。これって、強く優秀な遺伝子を残すためには実に効率的なシステム。
われわれ人間も同じ霊長類ですから、力があったり、魅力的な男が女性をはべらせることについては「あの男が相手だったら仕方ないなー」なんて、比較的寛大になれるのかもしれません。
一夫多妻制がその猿山の名残かどうかはわかりませんが、世界には妻を何人も持てる国も多くありますし、古くは日本も一夫多妻制。源氏物語や大奥もその良い例ですが、明治時代までは妾を囲うことはごく普通のことだったようです。
といっても、実際にそれができるのは一部の裕福な男性のみ。
