日本が不倫NGになったのはいつから?~意外と自由だった江戸時代の不倫事情【恋占ニュース】
それまで底抜けに明るくおおらか、言ってしまえばかなりゆるーい感じだった男女関係は、この一夫一婦制によって強固に結びつけられ、結婚したら浮気は絶対ダメ、という貞操観念を国民に植え付けました。
特に女性に対しては、そりゃもう厳しく…「貞女は二夫に見えず」ってやつです。
その一方で、既婚男性が未婚女性と不倫することに関しては、何のお咎めもなかったそうで…。
うーん、なんだか不公平。
「浮気は男の甲斐性」なんて、男性の不貞を容認しちゃう日本人の気風も、このあたりに由来しているのかしらん。
さて、こういう見方をしていると一夫一婦制って、自然の摂理や人間の本質に対して、なんだか不自然なものに思えてくる、という不思議な現象が起こります。
石田純一さんの名言(?)「不倫は文化だ」っていうのも、的を得た発言のようにも感じられて…。
決して不倫に賛同するわけではないんですよ。
先ほども申し上げましたが、現代の日本においては道ならぬことであり、絶対やっちゃいけないこと。
法的にもそう決まっていて、裁判にかければ愛人側は確実に負けて、慰謝料をガッポリ取られるんですから。
ただね、それでも不倫話や浮気騒動が絶えない、っていうのは、やっぱり人ひとりのパートナーは、必ずしも一名様限りとは限らない、っていうことの表れだと思うんです。