2023年11月10日 14:30
「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」の間違った使い方
既に体調を崩している人や、けがをしている人に使うと、かえって失礼な印象になってしまうため注意しましょう。
「ご自愛ください」だと命令しているような印象になってしまうようで不安な時は、「ご自愛くださいませ」や「ご自愛のほどお願いいたします」のようにすると使いやすいかもしれません。
◇(2)「寒い日が続きますがお風邪など召されませんようお気をつけください」
「風邪を召す」は、「風邪をひく」と同じ意味を持った言葉。つまりこれは、風邪をひかないように気をつけてほしいという気持ちを伝えられる表現です。
比較的関わりが深い親戚や知人、取引先の相手などに使いやすく、「寒い日が続きますがお体にお気をつけてお過ごしください」よりもさらに丁寧な印象の表現になります。
◇(3)「寒い日が続きますのでくれぐれもご無理をなさいませんよう」
「寒い日が続きますのでくれぐれもご無理をなさいませんよう」は、普段から忙しくしている相手や、体調を気遣ってほしい年上の相手に対して使うことが多いフレーズです。
「お体に気をつけて」という表現よりも、やや指示をしているような印象を受ける人がいるかもしれないので、格上の相手には使わないように気をつけてください。