目の前の課題に取り組んで手に入れた「柔軟キャリ」。ロイヤルカナン ジャポン・平瑛美さんの働き方
これは、創立者のジャン・カタリーの思いでもあって、それが私たちの原点になっています。
薬だけではなく食事の面から病気にアプローチするというのは、犬や猫の体に対して優しいような感じがします。今、平さんはどのようなお仕事を担当されているんですか?
私はロイヤルカナンの日本支社、ロイヤルカナン ジャポンで、コーポレートアフェアーズという部門の中の、サイエンティフィックコミュニケーション&アカデミックアフェアーズというチームに所属しています。平たく言うと、学術部です。
私たちの製品は全て栄養バランスを考えるところから設計されており、それぞれが違った特徴を持っています。その製品に込められているサイエンス的な情報を伝えたり、犬や猫についてレクチャーを行ったりするのが、獣医師でもある私の大切な仕事です。
■大好きな食と動物に同時に関わりたい思いでペットフード会社へ
以前は街の診療所で獣医師として働かれていたそうですね。
大学を卒業してすぐの頃には、ペットのかかりつけとなるような動物病院に勤めていました。 大学付属の病院に比べてより飼い主さんとの距離が近い環境でしたね。
そこから、ロイヤルカナン ジャポンさんに入るきっかけは?
もともと食や栄養には興味があったんです。