2017年4月20日 18:00
【女子のばんそうこう】「男はみんなこれが好き」は右から左へ聞き流せ。
「みんながいいって言うランド」へ行こうとすると、おのずとそのでっぱった個性の部分を引っ込めなくちゃならない。既製服に自分の腹肉をえいやと押し込める時みたいに。
無理に押し込めてると血が通いづらくなって、いつか心にセルライトが溜まり始めるよ。第一、そんなワタシじゃなくても出せるような美徳に惹かれてきた男にあなたは素のしょーもない自分をいつか出せるのか…?
もちろん「出会う機会」「いいなと思ってくれる機会」を増やすのは恋のチャンスとして有効だし、清潔感とか最低限の常識とか、そういうのはあるに越したことはない。
だけどそれは決して誰かの顔色を見て、自分を押さえつけることとイコールではない。
「Real Clothes」では先ほどのセリフの後に「そこで大切なのが、お直しの技術」と続く。既製服が合わなければ、お直しで自分の身体に合わせる。大多数の総意でつくられた平均的な服とはカタチが違うけれど、自分のキャラとラインに合っているものを着ている方が絶対に魅力的。
それが服じゃなくて「世間から提示された正解」でも同じことだ。
しっくりこなくても、気にしなくていい。添わなくていい。こちらが合わせるのではなく、自分の色と方向性にお直ししてしまえばいい。
…というわけでこの話、次回にも続きます!
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