2017年5月5日 12:00
【女子のばんそうこう】「賢い女は」で始まる話はろくでもない。〜他人軸から自分軸へ〜
前回のコラムでは「『男はこれが好き』は右から左へ聞き流せ。自分を無理に添わせる必要なし」と書きました。
「男はこれが好き」は10代後半〜アラサー期に提示されがちですが、主にアラサー以降、いわゆる「大人女子」な皆さんに提示され、よりもっともらしく耳元で囁かれるテーマがもうひとつあります。
それは「賢い女は…」で始まるアドバイスです。
曰く、賢い女は、
メイクやファッションで頑張りすぎない。
やたらと自己主張しない。
浪費しない。浮ついて遊び回らない。
男の浮気ごときに目くじら立てない。
「この先私たちどうするの」とか突き付けない。
むやみに怒らない。泣かない。NOときっぱり言わない。
あーーーーめんどくせーーーーー!!!!
(クドカンドラマ「IWGP」で長瀬智也演じるまこっちゃんの口グセ)
「賢い女」…結構キラーワードですね。否定するとまるで自分は賢くないみたいだし。でもよく見て下さい。
その後に続くのはなぜかほとんどが「○○しない」って言葉なんですよ。
「気づかれないうちに手のひらで男を転がせる、黙って操るのが賢い女」みたいなことは確かに現実にあり得る。でもそれを標榜するのは何だか古くさいよなあ。