こまめに通えば痛くない!?「歯医者さん嫌い」必見の、痛くない歯科治療とは?
麻酔の注射をする時が痛いと感じている方も多いと思います。ですが、そのような場合も、表面麻酔を併用したり、極力細めの針を使ったり、麻酔薬を温めたり、専用の器械を使って圧をかけないように麻酔したり、さまざまな工夫をすれば、痛みを軽減できるんです。痛みの感じかた、麻酔の効きやすさにはそれぞれ個人差があるため、麻酔の効きが悪いようであれば、遠慮せずに、先生に伝えてみてください。
■3.どうしても、麻酔がダメという方へ
みなさん中には、歯科麻酔をした時に気分が悪くなってしまったことがある方や、貧血を起こしてしまったり、過換気(精神的な要因による過呼吸)になってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
そのような方にオススメなのが、静脈内鎮静法です。静脈内鎮静法とは、向精神薬や鎮痛薬などを点滴を用いて静脈内に直接注入することで、麻酔状態をもたらす方法です。この静脈内鎮静法を歯科治療に併用することで、患者さんの歯科治療に対する恐怖心や不安感を取り除くことが出来るんです。また、静脈内鎮静法には健忘効果が期待できるため、治療中の不快感が残らないで済むことが多く、中には治療が終わった時には治療の過程をほとんど覚えていないという方もいるくらいです。