どこの学校に何人進学できたか、ということも当然調べるはずです。
つまり、はなから「向こう何年間かで教えてくれる内容を『知っている』うえで」予備校に入るでしょう?知っていることを勉強して、結果、そのとおりになった、というのは、学習の本質とはほど遠い。学習というコトの本質は「知らなかったことを知った」という歓びに満ちているものです。
知っていることを、知っているとおりに学んで、結果、予測したとおりになった、というのは、ただの「作業」です。
■おしゃべりな女子は本当の恋ができない?
恋愛もおなじで、どんな彼氏なのかわからないけど、付き合ってみたらすごく良かった。想像していたものの3倍も4倍も良かった。ここに恋というコトの本質があります。
その本質をうまくとらえた経験がある女子は、「邂逅」の本質的な歓びを知っているはずです。
つまり、本当の恋というのは、ある種の博打的な要素を含んでいます。もっと丁寧に言えば、「この彼と交際して、どうなるのかわからないけど、好きだから、最悪、騙されてもしかたないと腹をくくる」ということがないと、本当の恋愛はできない。本当の恋愛ができないから、ひとは恋愛におけるコスパをめぐって、いろんなおしゃべりをする・・・・・・こういうことが言えるように思います。