「人の幸せを踏み台にした幸せは砂上の楼閣だ」という言葉を何かの小説で読んだことがあるように思います。
そんなことは誰しもわかっていること。それでも愛してしまったらどうにもならない。これが不倫をする多くの女性の意見でしょう。そして不倫だとわかっていて愛し合い、家庭を壊して幸せになったカップルもあることも事実です。
でも、神様はいるので、人の不幸の上に成立した幸せには、代償があるのです。不倫の場合、壊した家庭の配偶者から恨まれます。人の恨みは、不幸を呼び寄せるともいいます。
このようなことは、科学的で証明できない迷信だという人もいるかもしれません。
しかし、償いは慰謝料や養育費という金銭的な数字で表すこともできます。お金だけではありません。彼が元奥さんとの間の子供を思うことや、その子供のために元奥さんと話し合うこと、さまざまな労力、切っても切れない絆も残っているものです。
トラブルや面倒を抱え込んだ結婚生活になりそうな予感がしませんか?でも、それらを無視することは不可能なのです。償いをできうる限りしてから、そのあとに自分たちの幸せなのだと筆者は考えます。
■自分たちの幸せだけを考えても幸せになれないのが不倫
このような生活は、自分たちの幸せを多分に犠牲にしなければなりません。