2018年4月19日 11:00
甘えん坊に必要なのは「ふたり分」が入ってることです!
が「甘える」になりきることができてないのには、ふたつの要素が欠けてしまっているから。
ひとつ目は、”登場人物の数”です。
甘えることも、わがままも、こちらが相手に対して何かを求めている、お願いしているという点では同じです。
だけど違うのは、「甘える」の方では、それによって私と彼とがふたりとも幸せになるという結末が待っている。反対に、「わがまま」の方では、そこから得られるメリットは、私が独り占めするものです。
「もうちょっとデート延長したいな」と伝えるとき、きっと彼も同じ想いでいるはずです。好きな人とデートをするとき「やったー、やっと終了時間だー」なんて仕事みたいに真っ先に家へ走って帰る人なんていません。
みんなが、「もうおしまいか」と後ろ髪引かれながら、お別れしているものですよね。
だからこそ、ここでは私のお願いに、私とあなたと、ふたりが幸せになれる結末がある。ふたりの心の声を代弁する”ふたり分のおねだり”が、「甘える」ということです。
逆に、上のLINEの例で利益を得るのは、私ひとりです。彼からもLINEが来ないと、不安で仕方がないから、私のことを好きっていうなら、ちゃんとLINEを送ってと。