2018年4月19日 11:00
甘えん坊に必要なのは「ふたり分」が入ってることです!
「わがまま」というのは漢字で書けば「我が侭」、自分が思うまま。登場人物がひとりというのが、「わがまま」の特徴ということでした。
■もうひとつ最後に
ただ、要素はふたつあると書きました。
登場人物がふたりのお願いをするからって、もう一つの要素を欠いてしまっては、やっぱり「わがまま」になってしまうかもしれません。逆に、さっきのLINEの例のような、登場人物はひとりでも、もう一つの要素があれば、「甘える」にすることができるかもしれません。
そのために、さっきの「甘える」の例をもう一度見て考えてみましょう。
「ねえ、もうちょっとでいいから一緒にいたいかも。明日仕事早いの知ってるけど、もうちょっとだけでいいので・・・・・・」
結論からいうと、この一言には、単に登場人物がふたりいるだけじゃなく、相手への思いやりが伝わる言い方になっているのがナイスなんですね。
「明日仕事早いの知ってるけど~」という部分ですね。要するに、私の気持ちだけじゃなくて、相手がそれを聞いて嫌な気持ちにならないか、困ったりしないか、というところに想いをはせているのがポイントで、その意味でも”ふたり分”になっている。
これをさっきのLINEの例に応用するなら、「たまにでも、あなたからも連絡してくれたらすごく嬉しいです。