ちょっとくらいなら、「子供っぽいけど、そこもかわいいなぁ」と許してもらえるかもしれません。
が、それがあまりにも続いたり、相手も自分と同じような犠牲を払ってくれないことに対してあまりにも大きな絶望を示したりしてしまうと、少し話は変わってくるかもしれません。
上の飲み会の例なら、「きっとあなたも同じように休んでくれるって信じてたのに!」とまるでひどい裏切りにでもあったかのような態度をしたとしましょう。
こうなると、相手が感じるのは、「重さ」よりも一歩先の次元です。
「え、俺は先月、君が俺と会うために飲み会休んでくれてすごく嬉しかったのに、それって、俺のことが好きだからじゃなくて、俺を今後飲み会に行かせないようにするための取引だったの・・・・・・?」
と、彼は思うかもしれません。見返りを求めるなんてかわいいもんじゃなくて、まさに”契約”。そうすれば当然、今回その取引に応じて彼が飲み会を休むことができなかったために、彼女はもう二度と、同じように彼のために飲み会を休むということはしてくれなくなるのかもしれません。もっといえば、契約を破った罰として、彼女は彼を後悔させるために、露骨に男子がいる飲み会にたくさん参加するようになるのかもしれない。