2018年9月16日 21:00
【舌は主役じゃない】彼を虜にする情熱的で可愛いキスのお作法
一時期、「上手なキスってどんなキス?」ということに興味があって、いろんな人のコラムや本、キスの研究(専門用語でフィレマトロジーと言う)を読み漁ったことがあります。
そこから見えてきた結論は、キス上手な人は「舌よりも唇を使っている」ということ。これはとても意外でした。
てっきり舌をいかに情熱的に絡ませるか?がポイントだと思っていたので、目からウロコがポロポロ落ちたのを覚えています。
なぜ舌ではなく、唇の使い方が大事なのでしょうか?
■唇には「感じる」神経が集まりまくっている
唇は実は、全身の中でも特に神経が集中しているいわば「敏感な」箇所。それは指の100倍で、性器でさえもそれに勝てないと言われるほど(*1)です。いわば一番感じやすい場所でもあるんですね。
それらの密集した神経たちが、脳にいろんなデータをダイレクトに届けています。
中には「相手が子どもを産むのに適した遺伝子を持っているかどうか?」なんて情報もあるぐらいです。
その結果、脳からはドーパミン(快感)・オキシトシン(愛情)・アドレナリン(情動)などがバンバン放出されて、血行が良くなりまさに痺れるような感覚になるというわけです。