梅雨の時期、みなさん、いかがお過ごしですか?
この時期はジメジメしていて、体はベタベタ、髪はゴワゴワ。
それだけでもすごく不快なのに、お天気が悪いと身体がだるくてやる気が出ず、なんだか気持ちも落ち込みます。
さらには、親知らずの痛みを訴えて来院される患者さんも増えるんです。
今回はなぜ梅雨になると親知らずが痛むのかということについて、お話したいと思います!
■1.意外と知らない!?「親知らず」
親知らずとは「智歯」、「知恵歯」「第3大臼歯」と呼ばれていて、前から8番目の位置に、だいたい10代後半~20代前半にかけて生えてくる歯です。
親知らずは奥の方に生えてくるため、磨き残しが多く、虫歯になりやすい部位です。
さらに、生え途中の歯茎が被さっている状態は汚れがたまりやすいため、虫歯になりやすく、歯茎に炎症を起こしやすいので注意が必要です。
このようなことから、口臭にも繋がりやすいので、しっかりとケアしてあげることが大切です。
また、生えるスペースが確保出来ず、斜めに生えてきてしまった親知らずは隣の歯を前に押し出そうとするため歯並びに悪影響を与えたり、噛み合わせに変化を与えて顎に異常をきたすことさえあるので、注意が必要です。