■2.親しらず、ある?ない?
ところで、みなさんは自分の親知らずが、今どうなっているのか、ご存知ですか?
親知らずの本数は人によってさまざまです。
4本ある人もいれば、3本、2本、1本、さらには全くない人もいます。
割合にすると、4本全て生えそろっている人は30%、1~3本の人が40%、0本の人が30%なんだとか。
4本まっすぐ生えそろっていれば問題ないのですが、存在はしているものの、顎の中に埋まったままの人も多いんです。
というのも、現代人の顎は年々小さくなってきているために、生えるスペースがなくなってしまっているからなんです。
また、小さくなってきた顎に合わせて、親知らず自体が退化して無い人もいるんです。
親知らずがもともと無い人が「進化している」と言われるのはこのためなんですね。
でも、あるからと言って落ち込む必要は全くないので安心してください!
というのも、健康な親知らずは他の歯が無くなってしまった時に移植できるんです。
自分の親知らずがどうなっているか気になる方は、ぜひ一度、歯医者さんでレントゲン写真をとってみることをオススメします。
■3.なぜ梅雨になると親知らずが痛むのか?
梅雨や台風などの低気圧の時期は気圧の変化により自律神経が乱れ、交感神経が活発になります。